M3RC/20_活動の歴史/NHK大学ロボコン2008
NHK大学ロボコン2008
テレビ放映後、映像を追加していきます。また、テレビ映像に合わせて、解説文も変更する予定です。
解説
予選:岐阜大戦
実際に使うことはないだろうなと思ってたゴヴィンダプランですが、相手の状態を見るとゴヴィンダできそうだったので…、ゴヴィンダプランに。
ほぼ万事うまくいき、無事ゴヴィンダ勝ちに。
しかし、全体でも初ゴヴィンダだったため、審判団がゴヴィンダ認定するのが遅れ、せっかくのゴヴィンダ勝ちが、ぐだぐだに…。
結果:ゴヴィンダ vs 1
予選:東北大戦
ゴヴィンダできそうでしたが…ゴヴィンダ2回は予選1位(全体)で抜けてしまい、決勝でワイルドカードとあたることになるため、ゴヴィンダしないことに。ワイルドカードは、東大か農工大のどちらかとわかっていたので…。
しかし、ゴヴィンダはうちと東大だけで、ゴヴィンダ2回しなくても、相当点数を抑えなければ1位抜けしてしまうわけで…、結局1位抜けしてしまいました。
結果:27 vs 3
決勝:農工大戦
予選1位(全体)で抜けてしまい、ワイルドカードの農工大とあたることに。よりにもよって農工大とは…因縁の対決なんですが、そう思ってるのはうちだけか。
農工大は、イエローバター取得まで最速の30秒。うちは、40秒。まともにやったら勝てません。
ガブによる帆(壁)は、正面ハンドでバターを取ってから行くルートでは時間的に妨害できるかどうか微妙な感じ(より早いルートは成功率が低いため封印)。
農工大手動機はイエロー取得までは速いが、ワンハンドしかないためチーズポット取得性能は極めて低い。
ということで、チーズポット大量ゲット作戦に。手動機はスタートして敵陣に切り込む。
ラファは、相手の高速妨害機よりも少し速いので、相手高速妨害機を防ぎ、ガブの壁位置を確保することに。
試合開始後、ラファは想定位置で相手高速妨害機と激突。
ガブはバターを取得後、ルートをはずす…。
イエローは予想通り、取られる。
が、相手白バター確保機がまさかの失敗。
手動機によるチーズポットの取り合いで逆転し、勝利。
結果:21対19(とられていない違反1)
決勝:早稲田大戦
普通にやれば勝てる。そう思っていた試合でした。
手動機、合体機ともスピードが遅く、イエロー確保もうちの方が早い。
手動機合体は、ガブによる壁妨害で無効化可能。
チーズポット得点能力も圧倒的にこちらが上。
しかし…
ラファは、スタートゾーン手前付近で各種ルートを妨害のつもりが、
(他の試合でも同様ですが)本番フィールドはブレーキの効きが悪く、
だいぶ奥側まで侵攻。
スタートゾーンを出た直後の相手バター確保マシンと激突、もう一台に玉突き。もつれて引きずられ、怪我の巧妙か、相手バターを落とす。
しかし…ここから不幸が始まる。
まだスタートゾーンにいた相手合体機は無傷のまま、この間隙をぬって、ゆっくりゆっくりスタート…。
こちらの合体機である釣竿は、壁を跳び越えすぎて失敗。さらに運の悪い事に共通エリアに竿が出てしまい、違反を取られる。
さらに…
ガブがルートをはずし、壁が間に合わないことに。
さらに…
リトライをかけて、釣竿を再スタートさせるも、全く同じ失敗。違反まで同じでさらに+1(尚、相手にイエロー取られていたため、再スタートさせる必要はなかった…)。
さらに…
手動機は相手側チーズポット2組を確保する際に、操作ミスで片側を落としてしまう…。さらに、残った1組は高加速で振られ上のチーズを落とす…。結局、ポット一個に。
落ち着いた頃、フィールドに転がったポットをつかんで載せるも、1点差で負け。
手動機も自動機も成功率100%なんてことはない。でも、すべての失敗が一度に発生することもまずない。そういう意味で、奇跡的です…。
結果:14(違反2)対15(違反1)
結果
ベスト4&技術賞。
ゴヴィンダしたところはうちと東大だけ。決勝に行ったのはうちだけ。で、技術賞かな。
出場マシン紹介
手動機:ガマ
目的
- 自動機「釣竿」と合体してイエローバターを取る。
- チーズポットによる得点を行う。
特徴
- 4ハンド。同時に4つまでチーズポット確保可能。
- ハンドは、2個同時に積むことが可能。2個x3段まで。
- 合体後、分離可能。分離後、チーズポット得点作業。
- 合体は、後ろ側で行い、以後を合体側を正面として操作。
自動機:釣竿
目的
- 手動機と合体してイエローバターを取る。
特徴
- 共通エリアの壁を乗り越える
- 手動機内部にできるだけマシンを収めるため
- 壁を抑えにすることで合体、分離を容易に。
- 水平に竿を伸ばす構造により、ルール内最大の壁妨害が来ても、その上を越えてイエローを確保することが可能(3つめの図参照)。
自動機:ガブ
目的
- 自チーム及び相手チーム側のホワイトバターを取得する。
- 自チーム側の相手のバスケットに蓋をする。
- 帆により壁妨害を行い、相手のイエロー取得を防ぐ。
特徴
- 正面ハンドに加え、帆にもハンドがある。
- ゴヴィンダ時には両方使用。
- 帆ハンドでバターを持つことによりマシン制限を越える高さまで妨害可能。
- 帆ハンドはバターを水平に持つことも、斜めに持つことも可能。
自動機:ラファ
目的
- 高速自動機合体をセンターで妨害することに主眼を置いた汎用妨害機。
特徴
- 6本の可変長槍を戦略に応じて使い分け。
- 多数のルート。
- ※誤解されているようですが…、スタートゾーンアタックするマシンではありません。
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